本日、明星大学資料図書館にお宝本を拝見に行って来ました。
先週、小本会の名刺を刷った帰りに、何人かで駅で今後の活動テーマについて立ち話をしていた中で「組版の善し悪し」をつかむ為には?という話題になりました。
今回、明星大学で拝見した中で、”Gulliver’s Travels”の初版1726 edition(London)があったのですが、その組版が綺麗じゃなかったのです(こんな言い方で、すみません)。
リバーはできてるわ、英語を母国語としない人が組んだようにワードスペース(言葉と言葉の間)が広いわ(日本語の一文字くらい空いている)、とにかく左から右へさーっと視線が流れない感じなのです。
きれいな組版だけでなく、こういう悪いお手本を見ることも良いかもと思いました。
同じ1720年代の、他の国で刷られた本に比べて明らかな違和感があります。
”Gulliver’s Travels”のデジタル化されたものを探しましたが、全頁のものが見つからないので、参考までにこちらをどうぞ。
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