2018年6月9日(日)、印刷博物館「進化するデジタル印刷」関連イベント、
講演会「出版におけるデジタル印刷活用-講談社ふじみ野工場5年の取り組みから-」
(講師:講談社・土井秀倫氏)を聴講して来ました。
ペラもののデジタル印刷は既に浸透していますが、「出版における」とは?という
興味に応える内容でした。
講談社以外でもデジタル印刷による内製化を進める出版社も出て来て、今後どうなって
行くのか注目して行きたいです。
デジタル印刷された書籍の10年後30年後50年後の劣化は?という問題も追いかけて
行きたいものです。
コンテンツがデータ化されていたら「モノ」が朽ちてもいいじゃん?てことかも知れず、
発想の転換が必要なのかも知れません。
帰り、『北斎漫画』(印刷博物館所蔵)の印刷を行うデジタル印刷実演を見て来ました。
表紙に落書きあり!
中を見ていたら、版木を彫っている人や、刷毛で紙を貼っている人の姿が載っていま
した。